睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群を放置すると高血圧、糖尿病、不整脈などから狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの重篤な病気を引き起こします。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、適切な早期の検査と治療が必要です。

症状

・日中の眠気
・いびき
・夜中に何回もトイレに起きる
・起床時の頭痛
・日中の慢性的な倦怠感
・物忘れ
・精神的に不安定になる
・集中力が欠ける
・仕事や学業の成績が下がる
・夜中に呼吸が止まる

発症しやすい条件
肥満の方に多いですが、日本人は骨格の関係で、肥満のない方にも病気が見られます。

治療法

検査 ご自宅にて簡易型の検査機器をご自身で一晩装着して検査を行います。
精密検査 8時間の睡眠を分析するポリソムノグラフィ(PSG)検査
治療 ・CPAP(持続用圧呼吸機)療法
・歯科口腔外科的治療
・ダイエット
・体位変換
減量、禁煙、飲酒を控えるなどの治療とともに、信頼できる歯科医との連携で、適切な口腔内治療、管理を行うことが必要です。当院では信頼できる熟練歯科医師との連携をとることで、口腔内治療、管理をスムーズに行うことができます。中等症以上の方にはCPAP(持続陽圧呼吸器)の装着を行いながら生活習慣を改善します。CPAP療法とは、睡眠中に鼻マスクや口鼻マスクから気道に空気を送り込み、軌道が塞がらないようにする治療法で、睡眠中に呼吸ができるようになります。早い人では翌日から効果が認められ、症状が改善されます。